WPPとGroupMが8年連続でWARCメディア100のトップに

• MindshareとEssenceMediacomがエージェンシーネットワークランキングの１位・２位を獲得
• GroupMのエージェンシーがトップ10のうち6つを占める  
• eBay、L’Oréal、Unileverなど、WPPおよびGroupMのクライアントが手がけたキャンペーンがトップキャンペーンの約半数を占める

WARC（World Advertising Research Center）は、2025年の「Media 100 List」において、WPPおよびGroupMが再び1位となり、8年連続の1位となった。「WARC Media 100」は、世界中のメディアアワードの受賞結果を追跡し、最も評価されたキャンペーンおよび企業をランキングするもので、メディア業界における卓越性の指標となっている。

WPPおよびGroupMのエージェンシー4社がトップ10のネットワークに名を連ね、MindshareとEssenceMediacomが前年から順位を1つ上げ、それぞれ1位と2位に躍進。WavemakerとVMLも8位、9位に名を連ねた。

また、GroupMはエージェンシーカテゴリーでも存在感を示し、トップ10のうち6つを占め、 Mindshare New YorkとEssenceMediacom New Yorkは、それぞれ2位と3位にランクイン。さらに、Mindshareの上海およびムンバイチームが4位と6位に、EssenceMediacomの上海およびロンドンチームが8位と9位にランクインした。

トップ10キャンペーンの約半数が、WPPおよびGroupMのクライアントによるもので、eBayはトップ100内で2度の評価を受け、EssenceMediacom Londonと取り組んだ「Twiggy Full Circle 」キャンペーンが5位に、L’Oréalは、Ogilvy New Yorkとの「Michael CeraVe」キャンペーンで9位にランクイン。Unileverは、Dove、Vim、Lifebuoy、Sunlight、Yumoş、Taj Mahal Tea、Domexなどのブランドでのキャンペーンで評価され、上位100位内に10回取り上げられ、Doveは4つの異なるキャンペーンで評価され、「 CROWN x LinkedIn: #BlackHairIsProfessional」キャンペーン（Mindshare New Yorkとの共同）で10位にランクインした。

GroupMのグローバルCEO、Brian Lesser,は次のように述べている：「WPPおよびGroupMのすべてのメンバーとともに、8年連続でWARCのMedia 100において首位を獲得できたことを非常に誇りに思います。私たちはクライアントの皆さまと共に仕事ができることを嬉しく思うと同時に、今後も、世界中のオーディエンスとつながるための、創造的で競争力があり、未来志向のソリューションを提供し続けてまいります。この素晴らしい成果を成し遂げたすべてのチーム、クライアント、そしてパートナーの皆さまに、心よりお祝い申し上げます。」

GroupMのグローバル・チーフ・クライアント・オフィサーであるAdam Gerharは、次のように述べている：「メディア業界が急速に進化する中、WARCは、商業、テクノロジー、クリエイティブ、データの各領域におけるイノベーションと創造力の広がりを、業界全体として見事に捉えています。GroupMのネットワークがトップ3のうち2つを占め、グローバルエージェンシーからトップ10の3分の2を占めたことを、非常に嬉しく思います。MindshareがWARC 100における世界No.1メディアネットワークに選ばれたこと、そしてEssenceMediacomとWavemakerの素晴らしい成果に、心から祝意を表します。この栄誉は、すべてのチーム、クライアント、そしてパートナーの皆さまの努力の賜物です。」

WARC Media 100は、『Journal of Advertising Research（広告リサーチ・ジャーナル）』をはじめとする業界で高く評価されている専門誌を発行するWARCによって運営されている。WARCはAscential plcの一員として、世界100以上の市場で75,000人を超えるマーケターや広告主に対し、厳密で偏りのない実践的なインサイト、根拠、ベストプラクティスを提供している。

Media 100の詳細および本年の全ランキングは、こちらから。